☆虫歯治療は、まず表面的な大きさや位置によって、段階的に治療方法が選択されます。さらに深さによって、歯の神経を取る、取らないといった判断が行なわれます。小さくて浅い虫歯ほど、修復には有利となります。


☆虫歯治療はいろいろな治療法があります。


代表的な3つの虫歯治療法
1.樹脂などで詰める (主に小さな虫歯)
小さな虫歯は、削り取った後、すぐに樹脂などで穴を塞げば治療が終わります。歯を元の形に整えて、光などを当てて樹脂を固めます。治療が1回で済むので、通院の負担もかかりません。

2.型を取って、嵌め込む (主に中程度の虫歯)
中程度の虫歯は少し深く削るので、樹脂で塞ぐだけでは済みません。一度歯の型を取って、虫歯を削った部分にピッタリと収まる物を作ります。材質は金属や樹脂などです。型はすぐにはできないので、治療には最低2回程度かかります。

3.歯に金属などを被せる (大きな虫歯・深い虫歯)
大きな虫歯や深い虫歯の場合、歯と歯がぶつかり合う際の力に耐えるようにするため、虫歯の箇所以外に歯の周囲も削って被せることになります。2と同じく一度型を取りますが、歯に丸ごとかぶせる、被せ物を作ることになります。治療には数回通う必要があります。

虫歯の治療は、この3種類のいずれかになることがほとんどです。1→2→3の順に歯を削る量が増えるため、一度治療を進めた後では、ひとつ軽い治療法に変えることは出来ません。


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