不正咬合(歯並びが悪い)は、子どもさんの心身に様々な影響を与えます。逆に、子どもの心身の状態が不正咬合の原因となっている場合もあります。大人の方では、外見的な問題のみならず歯並びが悪いことにより精神面や身体面に影響が出ていることがあります。

悪い歯並びであることのデメリットは
  • 見た目が悪く大きく口を開けて笑えない。
  • 食べ物をしっかりと咀嚼(かみ砕く)事が出来ずに、消化不良となりやすく胃腸などでの消化に負担がかかる。
  • 咬む効率が良くなく、食物を食べるのに時間がかかる。
  • 発音に影響をあたえることがある。
  • プラーク(歯垢)が付着しやすくなり、ブラッシングやフロッシングが行き届かなくなりがちで、むし歯や歯周病に罹患するリスクが高まる。
  • 外見や見た目がわるく、精神的な面で劣等感(コンプレックス)をもってしまい、セルフイメージにおいて心理的悪影響をおよぼすことがある。
  • 不正咬合が原因で成長期に顎や顔の形に影響がでる場合がある。
良い歯並びであることのメリットは
  • きちっと咀嚼できるようになって、消化の負担が少なくなる。
  • 咬み合わせが整うことで、顎と口の周りの筋肉のバランスがよくなり整った顔立ちになる。
  • 悪い歯並びの影響で発音しづらかった発音が改善される。
  • ブラッシングがしやすくなり、虫歯や歯周病に罹患するリスクが軽減される。
  • キレイな歯並び、調和の取れた顔立ちになり外見に自信が持てるようになり心理的に改善される。

など多くの利点があります。