浦野歯科医院の子どもの矯正治療についてのポリシー


 お子さんの成長を見る事はご両親にとって大変喜ばしいことと思います。当院では、我が子を育て上げるように、矯正治療に通院してくる子供たちの歯の生え替わりや体の成長、心の成長を「歯科医師」という眼を通して見守り、健全な大人の咬み合わせを獲得し、一生涯にわたり健康で豊かな生活ができるための一助としての矯正治療に取り組んでいます。
そのため矯正治療は、小児歯科治療、予防歯科治療を含めて長期にわたってのお口の状態の管理が必要となることをご理解ください。私がこれでおしまいですねと言えるのは、20歳前後となり親知らずの処置が完了した時点と考えています。
お子さんの矯正治療について、当院では以下のようになポリシーを持って治療に取り組んでいます。

  • 矯正治療開始前にご家族に治療内容や見通しについて十分な理解をして頂くため、治療開始前のご説明等に十分な時間をかけること。
  • 子どもさん本人、ご家族、そして私達は「良い歯並び」という目標に向かって力を合わせるチームであるという認識をもち、常に同じ方向を向いていること。
  • 子どもさんも、自分が何をしているのかについて理解できるように解りやすく説明すること。
  • 子どもさんとのコミュニケーションを大切にし、治療に前向きに取り組める体制を作ること。
  • 出来るだけ永久歯を抜かずに治療が出来るよう治療を進めます
  • 歯並びの問題だけでなく、悪影響を与える習癖・態癖なども含めた総合的な改善を目指します。

子どもの矯正治療の開始時期について


 子どもの矯正治療の開始時期は、概ね小学校入学前後です。この時期は6歳臼歯(第一大臼歯)や前歯が生え替わってくる次期で、それまではっきりとは解らなかった歯並びの問題が目に見えて来る次期でもあります。
人それぞれ咬み合わせの状態は異なりますが、早期に治療を始めれば永久歯にはえ変わった時には治療が必要なくなるケースもあります。直ぐに検査をおこなって治療に入る場合もありますし、定期的な経過観察となることもあります。
いずれにせよ、現在の歯並びの状況を把握していただくためにも、お子さんの歯並びが悪くなりそうな気配が認められたらその時点で診させて頂くのが最も良いと思います。

まず、歯並びCheck! 気になる歯並びはどのタイプ?で現在の状態を確認してみてください。